うつ病で当たり前のことができなくなっていく…

最近4人に1人はかかるといわれている、こころの病気ですが、たとえばうつ病のようなものを自分だけで治そうと思っても難しいです。

うつ病のきっかけはいろいろあります。がんなどの重篤な病気となりそれがつらくて発病したり、マタニティーブルー、親しい人の死など、その人の性格、環境によって差が出ます。

たとえば人間は生きていくためにはどうしても、経済的に自立する必要があります。

その手段として会社で働くのですが、その会社で人間関係に悩んだり、自分と合わない職種に配置され自信を失い仕事にいけなくなったり人によって症状はいろいろです。

これまで会社に行きたくないと思っていても、決まった時間になると無理をしてでも行けていたのが、うつ病の症状がひどくなるとそれができなくなります。

朝にあると体が鉛のように重くなり、ふとんから出ることができません。夜もなかなか眠ることができないため、不眠症となり、昼夜逆転をしたりしてますます悪循環に陥ることがあります。

うつ症状がさらにひどくなってくると、ほぼ寝たきりとなり、風呂に入ったり、外を出歩いたり、食事をとったりする普通の生活が送ることができなくなります。

そういう状態をほうっておくと自殺につながったりするため、まだ症状の軽いうちに心療内科や精神科病院で何らかの治療をしなくてはなりません。

セロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害するサインバルタ

自分ひとりだけでこころの病気を治そうと思っても、この病気は脳のホルモンバランスの崩れからきている場合も多いので、医療機関と連携しながら安全に治療する必要があります。

医療機関を受診すると、症状にあわせて抗うつ薬のような薬が処方されます。

サインバルタは抗うつ薬としてはSNRIに分類されます。2010年4月に開発されたばかりの、新薬で従来の抗うつ薬と比べると副作用が少なく、早く効果が出ると期待されている薬です。

サインバルタは1日20㎎からのむことができ、症状にあわせて60㎎まで増やすことができます。セロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害する薬で、1度のむと15時間程度効果が期待されています。

しかしどんなよい薬であっても、副作用があるし、自分に合わないものもあります。なので薬物療法で薬をのむ場合、医師の元でのむことが必要です。勝手に薬を自分で増やしたり、のむのをやめてしまうのは大変危険なので避けなければなりません。

薬物療法を続け、カウンセリンなども時にはうけ、社会復帰を目指していくのです。